日向犬クン「オイ猫枝！！テメェ全然作戦通りいかないじゃねーか！！」
猫枝「こ、こんなはずじゃ……！とにかくここは戦略的撤退だよ！体勢を立て直してから猫木クンを救うんだ！」

そして部屋から脱走する日向犬クンと猫枝。
そんな二匹の後ろ姿を見て十神に抱かれてた猫木は
「ま、待ってよ二人とも！！」と一瞬の隙を見て十神の腕の中から脱走。
急いで二匹の後を追おうと走り出すのですが、
背後から「苗木！！」という、
ここ数日で聞いたことのないような切羽詰った声が聞こえます。

（なえぎ……？苗木って、誰だ？）

と、猫木は疑問に思うのですが、
今は長年いっしょに暮らしてきた日向犬クンと猫枝を追うのが先。
一目散に十神の元からダッシュで逃げ出します。

猫木が聞いた「苗木」という名前の人物とは！？
猫木を撫でる眼鏡男がどこか悲しそうな表情を浮かべていた意味とは！？

待て次号！！（※続きません）